パーソナルトレーニングで効果が出ないのはなぜ?表参道のプロが原因を解説
TOMOYUKI SHIMAWAKI(島脇 伴行) トレーナー/ヘルスコーチ|BODY DIRECTOR
参考文献:査読済み臨床試験・系統的レビュー
- ●「効果が出ない」には複数の意味があると分かり、自分のケースを見極められる
- ●パーソナルトレーニングで効果が出ない、よくある理由が具体的に理解できる
- ●多くのジムが見落としている「身体の評価」の重要性がわかる
- ●なぜ「バランスよく食べる」だけの栄養指導では足りないのかが理解できる
- ●自分の体質タイプを知り、結果につながるアプローチの選び方が手に入る
パーソナルトレーニングに通ったのに、思ったような結果が出なかった。お金も時間もかけたのに、身体が変わらなかった。そんな経験をされた方は、もしかすると「自分には向いていないのかもしれない」「努力が足りなかったのだろうか」と感じていらっしゃるかもしれません。
ですが、最初にお伝えしたいことがあります。効果が出なかった原因は、あなたのせいだとは限りません。多くの場合、そこには見落とされていた理由があります。この記事では、パーソナルトレーニングで効果が出ないのはなぜなのか、その原因を一つずつ解き明かしていきます。表参道で2005年から、数多くの「他では結果が出なかった」という方の身体と向き合ってきた経験に基づいてお話しします。
<体験談> 通っても変わらず、諦めかけていた
※以下は、よくあるご相談をもとにした事例です。特定の個人を描いたものではありません。
40代の方。これまでマシンジムや、別のパーソナルジムにも通った経験がありました。それなりに通ったつもりですが、期待したほど身体は変わらず、いつしか足が遠のいてしまう。
それを何度か繰り返すうちに、「自分はもう変われないのかもしれない」と、半ば諦めの気持ちを抱いていたといいます。
「他のジムで変わらなかった」という方へ。
表参道のパーソナルトレーニングジム BODY DIRECTOR では、
これまで結果が出なかった原因を、姿勢・筋肉・生活習慣まで含めて個別に見直す無料カウンセリングを実施しています。
「効果が出ない」には、いくつかの意味がある
まず大切なのは、「効果が出ない」という言葉には、実はいくつかの異なる状態が含まれている、ということです。これを分けて考えることが、原因を見つける第一歩になります。
大きく分けると、二つあります。
一つは、「期待した効果に届かなかった」という状態です。これにはさらに二つの可能性があります。一つは、科学的には効果が出ているのに、期待していた変化が大きすぎた場合。たとえば数値や見た目は確かに改善しているのに、思い描いていた理想が高すぎて「変わっていない」と感じてしまうケースです。本来であれば、経験豊富なトレーナーが、始める前に「どのくらいの期間で、どの程度の変化が見込めるか」という現実的な見通しを伝えているはずです。もう一つは、サービスの内容そのものに課題があって、効果が小さかった場合です。
もう一つは、「身体が実際に変化しなかった」という状態です。
自分がどちらなのか。そして、それはなぜなのか。ここを見極めないまま、ただ「効果が出ない」と諦めてしまうのは、とてももったいないことです。
効果が出ない、よくある理由
サービスの内容に課題があって効果が出にくい場合、よく見られる理由がいくつかあります。
ひとつは、運動の負荷が適切でないことです。強すぎても続きませんし、弱すぎても変化は起きにくい。その人に合った負荷の設定は、意外と難しいものです。
ふたつは、運動以外の部分にアプローチできていないことです。身体は、ジムにいる時間だけで作られるわけではありません。日々の食事や睡眠、生活習慣が大きく影響します。楽しいレッスンを提供してくれるけれど、生活習慣の改善にまでは踏み込まない。これでは、せっかくの運動の効果も限られてしまいます。
そしてみっつめ。これが最も根本的なのですが、そもそも身体の評価が行われていないことです。
多くのジムが、”評価”をしていない
評価とは、トレーニングを始める前に、姿勢や筋力など、その人の身体の現状を調べることです。今どこに弱さがあり、どこが硬く、どんな癖があるのか。これが分からなければ、本当に必要なメニューは組めません。
ところが、この評価をきちんと行っているジムは、実はそれほど多くありません。
気の利いたジムであれば、姿勢検査や動作確認を行います。けれど、ここにも落とし穴があります。こうした検査では、隠れて見えなくなってしまう部分があるのです。
たとえば、筋肉の状態。疲労していたり、緊張で硬くなっていたりしても、姿勢検査や動作確認では「問題なし」と出てしまうことがあります。特に、もともとスポーツを本格的にやっていて、体力に自信がある方ほど、この傾向が強く見られます。見た目や動きでは分からない問題が、奥に隠れているのです。
では、どうすればその隠れた状態が分かるのか。答えは、直接「触れる」ことです。実際に身体に触れることで、その日その時の筋肉の状態を確かめる。意識できる部分も、意識できない部分も含めて、身体の状態に合わせて運動と施術を行う。これが、最も効果的なアプローチだと、私は考えています。ここで、運動の効果と個人差について、参考になる研究を紹介します。
運動への反応には個人差があり、「効果が出にくい人(ノンレスポンダー)」が一定の割合で存在することが知られています。この研究では、運動の種類によってその割合が変わり、なかでも適切に行う筋力トレーニングが、効果の出にくい人の割合を最も減らせることが報告されました。やり方次第で、結果は変わりうるということです。
(出典:PubMed。Álvarez et al., 2018, Scandinavian Journal of Medicine & Science in Sports。DOI。詳細は記事末尾の参考文献に記載します。)
まずは正しい評価から。
BODY DIRECTOR では、触診を含めた丁寧な評価から始めます。
これまで結果が出なかった理由が、ここで初めて見えてくることも少なくありません。
<体験談②> 見えていなかった身体の状態
先ほどの40代の方は、BODY DIRECTORで初めて、触診を含めた評価を受けました。すると、自分でも気づいていなかった筋肉の緊張や、特定の部位の使い方の癖を指摘されたのです。「体力には自信があったのに、こんなに見えていない部分があったのか」と驚いたといいます。
そして同時に、「だから今まで、うまくいかなかったのか」と、長年の疑問が腑に落ちた感覚があったそうです。
栄養も、”バランスよく”では足りない
効果が出ない理由として、栄養面も見過ごせません。
多くのジムでの栄養指導は、「バランスよく食べましょう」「タンパク質をとりましょう」といったレベルにとどまりがちです。もちろん、間違いではありません。けれど、それだけでは足りないのです。
たとえば、血糖値が乱高下しやすい方には、その方に合った食べ方があります。心理的な緊張が高い時期には、それに応じた食べ物やサプリメントの選び方があります。こうした調整は、なんとなくの感覚で行うものではありません。
BODY DIRECTORでは、血液検査という客観的な事実に基づいて、専門の担当者がその方の傾向を分析し、アドバイスを行っています。感覚ではなく、データという根拠から出発する。これも、本当に効果を出すために欠かせない視点だと考えています。
自分の”タイプ”を知ることが、近道になる
ここまで、効果が出ない理由をお話ししてきました。最後に、もう一つ大切なことをお伝えします。
身体の変化には、遺伝的・体質的な個人差があります。同じことをしても、変化が出やすい人と、出にくい人がいる。これは、正直に認めなければならない事実です。
ですが、これは諦める理由ではありません。むしろ逆です。だからこそ、自分の身体のタイプを知り、それに合ったアプローチを選ぶことが、結果への近道になるのです。
BODY DIRECTORでは、体型と体質を5つのタイプに分けて捉える考え方を取り入れています。自分がどのタイプなのかが分かると、必要なトレーニング、トリートメント、食事の傾向が見えてきます。(ご興味のある方は、ボディタイプ5分類のページもご覧ください。)
世の中でブームになっている健康法や食事法が、自分に合うとは限りません。自分の身体を知っていれば、情報に振り回されることなく、自分にとって本当に意味のある方法を選べるようになります。これは、柱記事でお伝えした「自分の身体をどこまで深く理解するか」という考え方とも、深くつながっています。(表参道でのパーソナルトレーニングの選び方は、こちらの記事で詳しくお話ししています。)
身体の変化には、遺伝的要因をはじめとする個人差があり、すべての人が同じ努力で同じ結果を得られるわけではありません。ここで紹介した研究も特定の集団を対象にしたものであり、効果の現れ方には幅があります。パーソナルトレーニングは、あらゆる悩みを解決する万能の方法ではありません。また、体調や持病に不安のある方は、必ず医療機関に相談したうえで取り組んでください。私たちがお伝えしたいのは、「必ず効果が出る」ということではなく、「正しい評価と、自分に合ったアプローチによって、結果が変わる可能性がある」ということです。
まとめ 効果が出ないのは、あなたのせいではない
パーソナルトレーニングで効果が出ないとき、その原因はあなたの努力不足とは限りません。
「効果が出ない」には、期待値とのズレ、サービス内容の課題、そして身体の個人差という、いくつかの異なる意味が含まれています。なかでも見落とされがちなのが、身体の評価です。多くのジムは評価をしないか、しても表面的なものにとどまり、触れることでしか分からない筋肉の状態や、データに基づいた栄養の視点が抜け落ちています。
そして、身体には体質的な個人差があるからこそ、自分のタイプを知り、それに合ったアプローチを選ぶことが大切です。正しく評価し、自分に合った方法で取り組めば、これまで変わらなかった身体も、変わっていく可能性があります。
これまで結果が出なかったとしても、どうか諦めないでください。それは、あなたに合った方法に、まだ出会えていなかっただけかもしれないのです。
「他では変われなかった」あなたへ。
BODY DIRECTOR では、完全個室の空間で、触診を含めた評価、データに基づく栄養指導、
体質に合わせた個別プログラムを提供しています。これまで結果が出なかった原因を一緒に探しましょう。
- Álvarez C, Ramírez-Vélez R, Ramírez-Campillo R, et al. “Interindividual responses to different exercise stimuli among insulin-resistant women.” Scandinavian Journal of Medicine & Science in Sports. 2018;28(9):2052-2065. doi:10.1111/sms.13213(出典:PubMed)
表参道のパーソナルトレーニングジム・BODY DIRECTORでは、姿勢・呼吸・身体の使い方を個別に評価し、根本から身体を変えるためのトレーニング指導を行っています。「身体を通して、自分のコンディションや周りとの関係を整えたい」という方は、ぜひ一度無料カウンセリングをご利用ください。
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店舗名 BODY DIRECTOR
住 所 〒107-0062 東京都港区南青山3丁目14-2 ラゲット青山 4階
最寄駅 東京メトロ銀座線・千代田線・半蔵門線「表参道駅」徒歩すぐ
電話番号 03-6440-0505
営業時間 営業中(営業終了 21:30)/ 詳細はウェブサイトをご確認ください
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AUTHOR
島脇 伴行(しまわき ともゆき)
BODY DIRECTOR 代表 / アメリカスポーツ医学会認定・運動生理学士 / ヘルスコーチ
1977年生まれ。2002年パーソナルトレーナーとして開業。2005年、日本で初めてとなる完全個室の表参道プライベートジム「BODY DIRECTOR」を設立。
クライアントはエンターテイメント業界のアーティストや企業経営者が中心。筋トレだけでは健康効果に限界があるとの考えから、生化学を基にした栄養指導、自律神経系の調整に有益な整体をパーソナルセッションとして提供。
法人クライアント:ポニーキャニオン(IRORI Records)、ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス、トイズファクトリー、トランジットジェネラルオフィス、ラストラムミュージックほか。