経営者のパーソナルトレーニング|表参道で”定点観測”という健康の軸を持つ
TOMOYUKI SHIMAWAKI(島脇 伴行) トレーナー/ヘルスコーチ|BODY DIRECTOR
参考文献:査読済み臨床試験・系統的レビュー
- ●なぜ経営者にとって身体づくりが「判断の精度」に関わるのか、その理由が腑に落ちる
- ●「多忙・会食・睡眠不足」だけではない、経営者に本当に共通する課題がわかる
- ●身体の状態が、意識的にも無意識的にも判断に影響する仕組みが理解できる
- ●「定点観測」という考え方で、自分のコンディションを自分で把握できるようになる理由がわかる
- ●BODY DIRECTORが経営者のセッションで実際に何をしているかが具体的にわかる
経営者であるあなたに、一つ質問させてください。体調が良い日と、そうでない日とで、判断の切れ味が違うと感じたことはありませんか。
よく眠れて身体が軽い朝は、物事がすっきり整理でき、決断にも迷いがない。逆に、疲れが抜けず身体が重い日は、なぜか判断が鈍り、決めるべきことを先延ばしにしてしまう。多くの経営者が、こうした感覚をどこかで経験されているのではないかと思います。
この記事では、経営者にとっての身体づくりを、「健康のため」という一般的な話としてではなく、「判断の精度を支えるための投資」という視点からお話しします。表参道で2005年から、経営者の方の身体と向き合ってきた現場の経験に基づいています。
<体験談> 判断を誤る時は、決まって体調が悪い
※以下は、よくあるご相談をもとにした事例です。特定の個人を描いたものではありません。
50代の経営者の方。会社の規模が大きくなるにつれ、自分の決断一つひとつの重みが増していくのを感じていました。あるとき気づいたのは、重要な判断を誤る時や、決めきれずに迷う時は、決まって体調が優れない時期だということ。
「頭で考えているつもりでも、実は身体の状態に引きずられているのではないか」。そんな思いが、ふと頭をよぎったといいます。
コンディションと仕事のパフォーマンスの関係を整理したい方へ。
表参道のパーソナルトレーニングジム BODY DIRECTOR では、
経営者・ビジネスパーソンの身体を個別に評価する無料カウンセリングを実施しています。
経営者に共通するのは、生活習慣ではなく”責任の重さ”
経営者向けの身体づくり、と聞くと、多くの人は「多忙で、会食が多く、睡眠不足」という典型的なイメージを思い浮かべるかもしれません。
けれど、実際に多くの経営者の方を見てきて感じるのは、その実態は人によってかなり違うということです。確かに、多忙で生活が不規則な方もいらっしゃいます。一方で、自己管理を徹底し、規則正しい生活を送っている方も少なくありません。生活習慣だけを見れば、経営者だからこうだ、と一括りにはできないのです。
では、経営者に共通することは何か。それは、会社の中で誰よりも重い責任を負っているという事実です。
経営者の判断は、会社の方向を左右します。同じ情報を前にしても、その判断の精度が、事業の成否を分けることがあります。だからこそ、経営者にとって、自分の判断の質を高く保つことは、何よりも重要なテーマのはずです。
そして、ここが見落とされがちなのですが、その判断の質に、身体の状態が深く関わっているのです。
フィジカルが、判断の精度を左右する
私たちは、判断とは純粋に「頭」で行うものだと考えがちです。けれど実際には、その土台には常に身体があります。
身体の状態は、意識できる形でも、意識できない形でも、判断に影響します。意識できる形とは、たとえば疲労感や集中力の低下です。疲れていると感じれば、誰しも思考が鈍ることは自覚できます。
問題は、意識できない部分です。自分では「いつも通り」のつもりでも、身体のコンディションが低下していると、知らないうちに思考のスピードや冷静さが落ちていることがあります。本人が気づかないからこそ、これは厄介です。
冒頭でお話しした「調子のいい日は判断が冴える」という感覚は、決して気のせいではありません。それは、身体の状態が脳の働きに及ぼす影響を、経験的に感じ取っているということなのだと思います。ここで、運動と判断に関わる脳の働きについて、参考になる研究を紹介します。
中年の成人を対象に、有酸素運動の前後で認知機能と意思決定に関わる処理を調べた研究です。その結果、運動の後では、判断の正確さを保ったまま、認知的な処理のスピード(反応時間)が速くなったことが報告されています。身体を動かすことが、思考の働きに良い影響を与えうることを示す一例です。
もちろん、これは特定の集団を対象にした一つの研究であり、運動さえすれば判断力が上がる、と単純に結論づけられるものではありません。それでも、身体と思考が切り離せないものであるという方向性は、多くの経営者の実感と重なるのではないでしょうか。(出典:PubMed。Lefferts et al., 2019, Frontiers in Aging Neuroscience。DOI。詳細は記事末尾の参考文献に記載します。)
コンディションと判断の関係を見直す。
BODY DIRECTOR では、経営者一人ひとりの身体の状態を丁寧に評価し、
コンディションづくりをサポートしています。表参道で身体から仕事のパフォーマンスを整えたい方へ。
<体験談②> 自分のコンディションで仕事を組み立てる
先ほどの50代経営者の方は、定期的に身体を整える習慣を持つようになりました。続けるうちに変わったのは、体型や数値だけではありません。自分の身体の状態を、以前より細かく感じ取れるようになったのです。
「今日は少し疲れが残っているから、大きな決断は午後に回そう」。そんな風に、自分のコンディションを踏まえて仕事を組み立てられるようになった。それが、結果的に判断の安定につながっているといいます。
「定点観測」という健康の軸|BODY DIRECTORでの実際
私がBODY DIRECTORで経営者の方に提供しているのは、単なる筋トレでもダイエットでもありません。鍛えることと、整えること。その両方を通じて、「自分の身体の状態を自分で把握できるようになる」という軸を作ることです。
私はこれを、「定点観測」と呼んでいます。
毎回のセッションでは、体組成の測定を行いながら、筋肉の状態を一緒に確認していきます。「今日は先週と比べてここが変わっていますね」「この部位が張っているのは、何か生活に変化がありましたか」という対話を通じて、ご自身が自分の変化に気づけるようになっていきます。継続されている方には健康診断のデータもお預かりして、数値の推移も一緒に見ています。
実際に、触れてみないとわからないことも少なくありません。お腹の張り具合は、見た目ではなかなか分かりにくい。けれど、手を当てると、緊張状態が続いていないか、生活のリズムが崩れていないかが、筋肉の状態として表れています。「最近どうですか」と生活背景を一緒に確認しながら、そうした変化を拾っていくのが私のやり方です。
もう一つ、私が大切にしているのは、会話の質です。セッション中の会話は、アドバイスをするというより、お客様の言葉に返しながら思考を深めてもらうことが多い。深掘りする場合もあれば、ご本人がまだ気づいていない角度から問いを返すこともあります。あるいは、ただ受け止めることが一番いい場合もある。この返し方で、生まれる思考の方向性はかなり変わります。
経営者の方が、トレーニングの場を「ただ体を動かす時間」ではなく、「自分を立て直す場所」として使っていただけるように。そのために、心地よい空間と静かな対話の時間を、毎回のセッションで作ることを意識しています。(表参道でのパーソナルトレーニングの考え方については、こちらの記事で詳しくお話ししています。)
この記事で紹介した研究は、特定の集団を対象にしたものであり、運動と認知機能の関係には、まだ分かっていないことも多くあります。効果の現れ方には個人差があり、運動をすれば必ず判断力が向上する、と保証するものではありません。また、判断の質は、身体の状態だけでなく、知識・経験・環境など多くの要因に左右されます。ここでお伝えしたいのは、身体がその重要な要因の一つである、ということです。持病のある方や体調に不安のある方は、必ず医療機関に相談したうえで取り組んでください。
まとめ 身体を整えることは、判断の精度への投資
経営者にとって、身体を整えることは、見た目や健康診断の数値のためだけのものではありません。
経営者に共通するのは、会社の誰よりも重い責任を負っているということ。その責任を果たすための判断の精度は、意識的にも無意識的にも、身体の状態に支えられています。だからこそ、身体を整えることは、判断の質を保つための投資と言えるのです。
そして、その鍵となるのは「定点観測」です。毎回のセッションで自分の変化を確認し、生活の波と身体の関係を少しずつ読めるようになっていく。その積み重ねが、コンディションを自分でコントロールできるという感覚につながります。それが、BODY DIRECTORが経営者の方と一緒に作っていく「健康の軸」です。
経営者のための身体づくりを、表参道で。
BODY DIRECTOR では、完全個室の空間で、
経営者一人ひとりの身体とコンディションに向き合う個別プログラムを提供しています。
- Lefferts WK, DeBlois JP, White CN, Heffernan KS. “Effects of Acute Aerobic Exercise on Cognition and Constructs of Decision-Making in Adults With and Without Hypertension.” Frontiers in Aging Neuroscience. 2019;11:41. doi:10.3389/fnagi.2019.00041(出典:PubMed)
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店舗名 BODY DIRECTOR
住 所 〒107-0062 東京都港区南青山3丁目14-2 ラゲット青山 4階
最寄駅 東京メトロ銀座線・千代田線・半蔵門線「表参道駅」徒歩すぐ
電話番号 03-6440-0505
営業時間 営業終了 21:30
世界最大の運動医学組織
1977年生まれ。2002年パーソナルトレーナーとして開業。2005年、日本で初めてとなる完全個室の表参道プライベートジム「BODY DIRECTOR」を設立。
クライアントはエンターテイメント業界のアーティストや企業経営者が中心。2007年からスタジアム・ドーム・アリーナ各種ツアーへの帯同を開始し、600公演以上の現場でアーティストのコンディショニング・栄養指導・整体・コーチングを担当。筋トレだけでは健康効果に限界があるとの考えから、生化学を基にした栄養指導、自律神経系の調整に有益な整体をパーソナルセッションとして提供。
法人クライアント:株式会社ポニーキャニオン(IRORI Records)、株式会社ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス、株式会社トイズファクトリー、株式会社トランジットジェネラルオフィス、株式会社ラストラムミュージック、株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント ほか。