表参道で完全個室のパーソナルトレーニングを選ぶ理由|”完全個室”という言葉が生まれた場所から

表参道で完全個室のパーソナルトレーニングを選ぶ理由|”完全個室”という言葉が生まれた場所から

TOMOYUKI SHIMAWAKI(島脇 伴行) トレーナー/ヘルスコーチ|BODY DIRECTOR

参考文献:査読済み臨床試験・系統的レビュー

この記事でわかること
  • なぜ「完全個室」で身体と向き合うことが大切なのか、その理由が腑に落ちる
  • 共用ジムで集中できない、人目が気になるという悩みの正体がわかる
  • 完全個室だからこそできること(ペース・集中・ケア・対話)が具体的に理解できる
  • 「完全個室」と名乗っていても中身が違う、その見分け方がわかる
  • 表参道で完全個室のジムを選ぶときに確認すべきポイントが手に入る

表参道でパーソナルトレーニングを探していて、「完全個室」という条件で絞り込んでいる方は、きっと何かしらの理由をお持ちだと思います。人に見られながら運動するのが苦手。自分のペースで進めたい。誰かに聞かれたくない話もしたい。

その感覚は、わがままでも特別でもありません。身体と本気で向き合おうとするとき、むしろとても自然で、大切な感覚です。この記事では、なぜ完全個室がそれほど大切なのかを、「完全個室ジム」という言葉そのものを生み出した立場から、率直にお話しします。表参道で2005年から、日本で初めての完全個室パーソナルジムを営んできた経験に基づいています。

<体験談> 周りの視線が気になって集中できない

※以下は、よくあるご相談をもとにした事例です。特定の個人を描いたものではありません。

40代の会社役員の方。運動不足を感じて大手のフィットネスジムに通い始めましたが、どうにも集中できませんでした。混雑する時間帯は器具が空くのを待たなければならず、トレーナーとの時間も細切れになる。

それ以上に気になったのが、周りの視線でした。マンツーマンで指導を受けていると、どうしても目立ってしまう。「あの人、専属トレーナーつけてるんだ」という空気が、どうにも落ち着かなかったといいます。

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「完全個室」という言葉は、ここから生まれました

今でこそ、表参道には「完全個室」をうたうパーソナルジムがたくさんあります。けれど、実は「完全個室ジム」という言葉そのものは、私たちBODY DIRECTORが最初に作り出したものです。

私がBODY DIRECTORを始めたのは2005年。当時、パーソナルトレーニングを完全な個室で提供するという発想は、日本にはほとんどありませんでした。なぜ私がそこまで個室にこだわったのか。それは、きれいごとではなく、私自身が共用のジムで指導するなかで、いくつもの「できないこと」にぶつかってきたからです。

私はもともと、ゴールドジムをはじめとする一般的なジムと契約し、そこでお客さまを指導していました。設備は充実しています。けれど、続けるうちに、どうしても乗り越えられない壁がいくつもあることに気づいたのです。

ひとつは、ペースの問題です。共用のジムでは、自分とお客さまのペースでセッションを進めることが、なかなかできません。特に混雑する時間帯は、使いたい器具が空くのを待ったり、場所を譲り合ったり。せっかく集中が高まってきても、流れが途切れてしまう。これでは、その人に本当に必要な順序で、必要な強度で組み立てることが難しいのです。

ふたつは、人目の問題です。共用空間でパーソナルトレーニングを行うと、お客さまはどうしても目立ってしまいます。指導を受けている姿を周りに見られることが、人によっては大きなストレスになります。

みっつは、ケア(トリートメント)の問題です。私はトレーニングだけでなく、身体を整えるトリートメントもあわせて行いたいと考えていました。けれど共用施設では、そうしたケアを行える場所や条件に制約があります。施設の性質上、できることが限られてしまうのです。

そしてよっつめ、これがいちばん大きかったのですが、会話の問題です。共用空間では、周りに聞かれても差し障りのない話しかできません。けれど、本当に必要なコーチングは、その人の生活や悩み、身体の不安に深く踏み込むものです。人に聞かれるかもしれない場所では、お客さまも本音を話せませんし、私も踏み込んだ問いかけができません。これらの壁をすべて取り払うには、完全に独立した個室が必要でした。だから私は、「完全個室」という形にたどり着いたのです。

完全個室だからこそ、できること

これら4つの壁の裏返しが、そのまま完全個室の価値になります。

自分たちのペースで進められます。器具の順番待ちも、場所の譲り合いもありません。その人の身体に必要な順序と強度で、一つのセッションを最後まで一続きに組み立てられます。

人目を気にせず集中できます。誰かに見られているという緊張から解放されると、人は自分の身体の感覚に意識を向けやすくなります。これは、丁寧に身体を変えていくうえで、想像以上に大切なことです。

トレーニングとトリートメントを、一続きで行えます。鍛えることと、整えること。その両方を同じ空間で、流れを止めずに提供できます。

そして何より、人に聞かれない安心があるからこそ、踏み込んだ対話ができます。身体の悩み、生活の課題、これまで誰にも言えなかった不安。そうした本音が出てくるのは、守られた空間だからです。

この「深く対話できる」という点は、私たちが大切にしている考え方の核心です。表参道でパーソナルトレーニングを選ぶとき、いちばん大事なのは、料金や立地ではなく、あなたの身体をどこまで深く見てくれるかだと、私は考えています。(この点については、「表参道のパーソナルトレーニングとは|完全個室で身体を根本から変えるという選び方」で詳しくお話ししています。)完全個室は、その「深さ」を実現するための、欠かせない条件なのです。ここで、完全個室の心理的な価値を裏づける研究を紹介します。

Research — Rehabilitation Research and Practice, 2017

自分の身体が他人から評価されることへの不安(社会的体型不安)が高い女性ほど、開放的な共用空間よりも、プライベートな空間での指導を強く好むことが報告されています。人目のある環境そのものが、運動や身体への取り組みにブレーキをかけうるということです。

もちろん、これはリハビリ環境での女性を対象にした研究であり、すべての人に同じことが当てはまるわけではありません。それでも、「人目が、身体への取り組みに影響する」という方向性は、完全個室を求める多くの方の実感と重なるのではないでしょうか。(出典:PubMed。Driediger et al., 2017, Rehabilitation Research and Practice。詳細は記事末尾の参考文献に記載します。)

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<体験談②> 見られない、という安心

先ほどの会社役員の方は、その後、完全個室のパーソナルジムに移りました。誰にも見られない空間で、初めて「実は昔から腰に不安がある」「会食が多くて生活が乱れている」といった本音を話せたそうです。

トレーナーがその背景まで理解してくれたことで、ようやく自分に合った進め方が見つかった。「見られない、という安心が、こんなに集中できるものなのか」と驚いていらっしゃいました。

完全個室を選ぶときに、確認したいこと

ここまで完全個室の価値をお話ししてきましたが、ひとつ注意していただきたいことがあります。それは、「完全個室」という言葉の中身が、ジムによってかなり違うという点です。

「完全個室」とうたっていても、実際にはパーテーションで区切っただけの半個室だったり、声や物音が筒抜けの空間だったり、予約状況によっては他の人と一緒になることもあったり。実態はさまざまです。

ですから、完全個室を本当に重視するなら、次のような点を確認することをおすすめします。本当に一対一の、独立した空間か。声や視線が他に漏れない構造になっているか。トレーニングだけでなく、ケアや踏み込んだ相談まで落ち着いてできる環境か。

言葉だけでなく、その中身が伴っているか。ここを見極めることが、後悔しないジム選びにつながります。

注意点・エビデンスの限界について

完全個室には多くの利点がありますが、万能ではありません。他の利用者との交流や、適度な刺激がない分、人によってはモチベーションの維持に工夫が必要な場合もあります。また、閉じた空間だからこそ、指導するトレーナーの質がより一層問われます。だからこそ、完全個室であることに加えて、信頼できる専門家がいるかどうかを必ず確認してください。なお、ここで紹介した研究は特定の集団を対象にしたものであり、感じ方には個人差があります。

まとめ 完全個室は、深く向き合うための条件

完全個室は、単なる「きれいな設備」や「ぜいたくな空間」ではありません。

自分たちのペースで進められること。人目を気にせず集中できること。鍛えることと整えることを一続きで行えること。そして、人に聞かれない安心の中で、本音で対話できること。これらはすべて、あなたの身体と深く向き合うために必要な条件です。

私たちが2005年に「完全個室」という言葉とともに目指したのは、まさにこの「深く向き合える環境」でした。表参道で完全個室のパーソナルトレーニングを選ぶときは、言葉だけでなく、その中身が本当に伴っているかを、ぜひ確かめてみてください。

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References
  1. Driediger MV, McKay CD, Hall CR. “An Examination of Women’s Self-Presentation, Social Physique Anxiety, and Setting Preferences during Injury Rehabilitation.” Rehabilitation Research and Practice. 2017;2017:6126509. doi:10.1155/2017/6126509(出典:PubMed)
  2. Walton VR, Finkenberg ME. “Women’s anxiety about social and exercise settings.” Perceptual and Motor Skills. 2002;94(2):700-702. doi:10.2466/pms.2002.94.2.700(出典:PubMed)

表参道のパーソナルトレーニングジム・BODY DIRECTORでは、姿勢・呼吸・身体の使い方を個別に評価し、根本から身体を変えるためのトレーニング指導を行っています。「身体を通して、自分のコンディションや周りとの関係を整えたい」という方は、ぜひ一度無料カウンセリングをご利用ください。

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店舗名 BODY DIRECTOR

住 所 〒107-0062 東京都港区南青山3丁目14-2 ラゲット青山 4階

最寄駅 東京メトロ銀座線・千代田線・半蔵門線「表参道駅」徒歩すぐ

電話番号 03-6440-0505

営業時間 営業中(営業終了 21:30)/ 詳細はウェブサイトをご確認ください

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AUTHOR

島脇 伴行(しまわき ともゆき)

BODY DIRECTOR 代表  /  アメリカスポーツ医学会認定・運動生理学士  /  ヘルスコーチ

1977年生まれ。2002年パーソナルトレーナーとして開業。2005年、日本で初めてとなる完全個室の表参道プライベートジム「BODY DIRECTOR」を設立。

クライアントはエンターテイメント業界のアーティストや企業経営者が中心。筋トレだけでは健康効果に限界があるとの考えから、生化学を基にした栄養指導、自律神経系の調整に有益な整体をパーソナルセッションとして提供。

法人クライアント:ポニーキャニオン(IRORI Records)、ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス、トイズファクトリー、トランジットジェネラルオフィス、ラストラムミュージックほか。

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