シニアコース「コース紹介」

この記事の内容

シニアコースの概要と具体例を示し、検討から入会までの方法をご案内いたします。

 

 

記事は、ボディディレクター代表の島脇伴行が記載しました。

 

記述者紹介
島脇伴行(Tomoyuki Shimawaki)
アメリカスポーツ医学会認定 運動生理学士
株式会社フィットネス&コミュニティ代表 https://fitness-community.jp
プライベートジム BODY DIRECTOR代表 https://bodydirector.com/
YouTubeチャンネル https://www.youtube.com/channel/UCO9uRRCRjgWpumdW0IODXfw/featured

 

 

【このような方が多くいらっしゃいます】

Aさん
今年の誕生日で還暦を迎える。「仕事はまだまだ現役でやる」と決めているけれど、昔に比べて体の節々に不具合が出てきた。
仕事が立て込んでいる時など、少し無理をするだけで、腰が痛くなる。体が重く感じる。
これからの人生もこれまでと同様、仕事とプライベートを充実させたいので、最も大切な事は「健 康」と認識している。
ただ、筋トレジムのようにハードなものは自分の目的とは違うように感じている。この年代の体力に合わせた運動メニューや食事方法を教えて欲しい。

Bさん
65才を迎え、仕事はほぼ引退したような状況です。これからは趣味である旅行とゴルフに定期的に行きたいのだけれど、定期健康診断で医師からはコレステロール値を下げることと、血糖値が上がってきていることを指摘されました。
これからも人生を楽しむために健康作りを行いたいです。でもテレビで筋力トレーニングを行っている光景を見ることがあるのですが、私もあのような厳しい運動をするべきなのでしょうか。もしくはウォーキングを行う程度でもいいのでしょうか。

 


 

<目次>

1、老化と加齢の違い

2、キツすぎる筋トレの弊害

3、自分に合わせた筋トレとは

4、身体が変わると全て変わる

5、BODY DIRECTORのシニアコース

6、無料カウンセリング

 


 

 

1、老化と加齢の違い

 

老化=細胞が衰え、体の機能が落ちること
加齢=生まれてからどれだけ時間が経ったかという自然現象

上記のように「老化」と「加齢」は区別して考えるようになりました。
加齢は年齢を重ねることだけれど、老化は体が衰えていくことです。

老化は一昔前までは「当然のこと」と捉えられてきましたが、近年は老化は対策を抗することができると考えられています。

では老化とは何が老化するのでしょうか。

それは、体を構成する細胞が老化します。
細胞は体を動かす筋肉や内臓、血管、骨、などあらゆるものを作っています。老化で衰える代表的な部分は

「筋肉」です。

筋肉の低下は体を動かす骨格筋であれば、体の動作に直結し、歩きなどに影響することは想像できると思いますが、心臓や胃腸などの臓器も筋肉でできています。つまり、筋肉が低下していくということは全身の様々な機能が低下してしまうということになります。

ここで、筋力トレーニングへの理解を深めるために、筋力低下と筋肉量の低下の違いを考えてみます。

筋力の低下=筋肉の力が落ちている状態(筋肉量が減ることでも起こります)

筋肉量の低下=筋肉が萎縮して重量(体積)が小さくなること

これらは一部の特殊な病気を除いて、加齢とともに自然に起こる減少です。しかし、これをそのままにしていては、人生100年時代に突入しようとしている我々の人生からすれば、60歳以降に筋肉のダメージが大きいことはもったいないと感じてしまいます。

加齢は年齢を重ねることですが、老化は対策を行うことでそれに抗することが多くの場合で可能となります。

ここで筋肉を増強、維持していくために「筋力トレーニング」が効果的です。

 

2、キツすぎる筋トレの弊害

 

筋力トレーニングというと、ボディビルの選手や、スポーツ選手のような運動をイメージされる方が多いと思いますが、実際に激しいトレーニングは必要なのでしょうか。

下の図をご覧ください。

これは初心者であるほど低い運動強度で大きな効果が得られるということが説明されています。
(島脇作成)

筋トレに慣れるまでの技術習得の時間は省いていますが、初心者は筋肉に対する負荷の強度は低くても筋トレの効果はしっかりと現れます。

逆に、鍛錬者(アスリート、ボディビルダーなど)は運動強度(正しくは運動の量も関係します)を上げなければそれ以上の効果は現れにくくなります。

筋トレや運動に慣れていない方がキツすぎる筋トレを行うと、デメリットが大きくなります。(定量的にどのレベルで負担が大きいかという説明はここでは行いません。)

それは
・心理的負担が大きくなる
そもそも、毎週筋トレがキツ過ぎるのであれば、通うことが辛くなります。適度なキツさであれば達成感を感じ、また筋トレを行いたいという心理になりますが、適度を超えると人間は心理的に抵抗を感じます。

・関節や軟部組織の疲労が疲労し、怪我に繋がります
トレーナーが適切な負荷がわからない場合は筋トレがキツくなる傾向があります。この場合、筋肉自体よりも疲労回復に時間がかかる「関節」「深部の組織」に疲労が蓄積します。これが局所疲労からくる関節の痛みや怪我に繋がります。

・体内の炎症レベルが上がりすぎ、全身疲労に繋がります
慢性疲労症候群と言われる症状があります。疲労が重なり、取れにくくなった状態のことを指します。これはアスリートだけではなく、フィットネスで運動に取り組んでいる人にも起こり得ることです。このような疲労が溜まる状態では、体内に炎症物質が多く発生し、体が重く感じるだけではなく、心理的にも「疲れた」「やる気が出ない」など、マイナスの作用を引き起こします。

また、激しい筋トレでは、横紋筋融解症という症状が発生することもあります。運動に慣れた方でも起こり得る症状です。これは、全身のEMS運動(電気刺激による運動)で事故の症例が何件も発生していることから有名になったものです。
この症状は、キツ過ぎる筋トレによって「筋肉分解が激しく起こる」ことで体の血液中に漏れ出してしまうことで起こります。これで腎臓に負担がかかり、場合によってはそれ以上の問題が体内で起こる可能性も指摘されています。

 

3、自分に合わせた筋トレとは

 

このようにキツ過ぎる筋トレは怪我や事故に繋がり、心理的にも負荷がかかり過ぎるという事となります。筋トレの論文に書かれている事をそのままシニア層の方に実施することも過負荷になり易いです。

では、自分に合わせた筋トレとはどのようなものでしょうか。
それは、筋トレのデメリットを理解したトレーナーが、お客様の体と心理状態を把握して適切なプログラムを実施することです。

抽象的な表現で「そりゃそうでしょう」と思われるかも知れませんが、これがとても大切です。
別の言い方にすると、トレーナーがお客様の体力レベルを把握し、どの位の負荷で筋トレをすれば効果が得られるかを計算し、過負荷、低負荷にならないよう運動を実施する。このトレーナーの経験が重要となります。

 

4、身体が変わると全て変わる

 

筋力が付くことで動作が機敏になる。体の支えが強くなることから軽くなる。ということは当然実感できます。特に脚が強くなることで階段や歩きがとても楽になります。

それだけではなく、腰が強くなることで、姿勢が矯正されます。腹筋が大切だとの意見もありますが、姿勢に関しては腰の筋肉が圧倒的に重要です。

また、筋トレの効果はそれ以外にも心理的効果も期待できます。それは自己高揚感が高まり自身が持てる。脳機能が高まり、発想力、忍耐力が高まる。

筋肉から炎症を抑える物質が分泌され、体の凝りが少なくなる。軽く感じる。
全身の神経系が活性化されることで内臓の働きが高まり、消化力やホルモン分泌が改善される。などなど

このように、身体の全てと書いても過言ではないほどの変化があります。
運動経験の少ない方は初めての感覚で、特に驚かれることでしょう。

ウォーキングを行うことも全身の血流改善やほんの少しの筋トレ効果、脳波のバランスをとるなどのいい影響がありますが、それだけでは年齢とともに低下する筋肉を保つことはできません。そして、ウォーキング以上に効果を圧倒的に感じるものが筋力トレーニングです。

 

5、BODY DIRECTORのシニアコース

 

我々、ボディディレクターのシニア向けコースは2ヶ月コースと3ヶ月コースがあります。1ヶ月コースはダイエット目的のコースであることからシニア向けとしてはご用意はありません。

しかし、鍛えながらウエストを引き締める事はもちろん取り組むことができますので、その際も効果が現れやすい2ヶ月コースと3ヶ月コースを用意しました。

これらコースで身体を変え、そのまま継続していただくことも可能です。その際は、月会員コースへ移行いただけます。月会員コースは週に1回受講か2回受講かをお選びいただけます。違いは週1回は筋肉の現状を維持するコース。週2回コースは更に鍛える。もしくは体と脳の状態を常にいい状態に活性化、もしくは整えるコースとなります。

*参考となる動画もご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=-TVX1N5rEls

実際に始めるに当たっては、下の項目に詳細があるように

1、無料カウンセリングを受けていただきます。
2、(お持ちであれば)血液検査を見せていただきます。
専門家による栄養状態や体の状態の評価を行います。
3、初回レッスン
簡単な筋力テストや適した食事方法の案内
4、2回目以降のレッスン
目標に向けて筋トレのスタート

このような流れとなります。

レッスンの内容は

筋トレ約30分
トリートメント約20分 の合計50分間

この時間内に食事のアドバイスも行います。また、LINEに登録していただけると、そこで食事の報告とアドバイスというやり取りも行うことができます。

*表参道本店の紹介動画もご覧ください。
https://youtu.be/kJADeIPN0so

 

6、無料カウンセリング

 

ご興味をお持ちの方は、まず下記リンクから無料カウンセリングをお申し込みください。
https://bodydirector.com/counseling/

こちらで受信確認後、カウンセリング時に使用する簡単なアンケートをメールにてお送りいたします。このアンケートによって大まかな体質や体調を把握する事となりますのでどうぞご協力ください。

カウンセリングの担当で私を希望してくださる方は、上記申し込みフォームの希望店舗の欄から「島脇」をお選びください。
最後までお読みいただきありがとうございました。


*こちらもご参考まで(筋肉の付け方を解説しています)
https://www.youtube.com/watch?v=unx7U5P6ICE

 

BODY DIRECTOR
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