アーティスト向けパーソナルトレーニングで脳機能を高める

アーティストやクリエイターにとって、想像力や集中力は必要不可欠な要素です。しかし、忙しい日常や仕事のプレッシャーから心身のバランスが乱れ、思考が行き詰まることが少なくありません。

そこで、私が運営するBODY DIRECTORが提供するアーティスト向けパーソナルトレーニングが行っているアプローチを簡単な生化学と絡めて解説します。

Author Profile
島脇伴行(Tomoyuki Shimawaki)
・アメリカスポーツ医学会認定運動生理学士
株式会社フィットネス&コミュニティ代表
プライベートジムBODY DIRECTOR代表
YouTubeチャンネル

アーティスト向けトレーニングの効果とは?

BODY DIRECTORのアーティスト向けパーソナルトレーニングは、想像力や集中力の向上を目的に、運動、栄養、施術を組み合わせたアプローチを提供しています。

アーティストやクリエイターにとって、柔軟な発想や処理能力の向上は不可欠です。多くのアーティストが、創造性を高めたり、長時間集中できる力を発揮するために心身の強化やケアを必要としています。

BODY DIRECTORでは、脳を活性化するための運動や栄養のアドバイス、施術を通じてアーティストが持つ潜在能力を引き出し、より豊かな活動ができるようサポートしています。
これによって、脳の神経伝達物質に働きかけ、アーティストのベターな自己表現に貢献しています。

幸福ホルモンで気分を高め、想像力を刺激する

エンドルフィン、ドーパミン、セロトニンなどの幸福ホルモンは、運動や施術や栄養により、働きが改善されることが研究でもわかっています。それぞれの脳内神経物質は栄養素との関わりも強く、運動や施術に加えて食事内容の見直しも必要になることがあります。

例えば、セロトニンの生成物質であるトリプトファンはアミノ酸の一種です。そもそもタンパク質が充足されていないタイプの体質であれば、運動だけを行ってもセロトニンを刺激するには限界があります。

食から見直していく必要があるでしょう。こうした、栄養との組み合わせで、アーティストがクリエイティブなアイデアを自然と引き出しやすい状態へと導かれます。

脳の可塑性(かそせい)を活性化し、新しいスキルを習得しやすくする

脳には可塑性と言って、脳や体の神経系が刺激に適応する能力があります。アーティストにとって脳の可塑性が高まることは、創造的思考への影響や作業スピードの向上など、大きな影響をもたらします。脳の可塑性は、既存の脳神経(シナプス)が再構成される仕組みも含まれます。

これは、例えば、既に習得しているスキルの実行スピードが上がることになります。
つまり、作業速度が上がります。脳の可塑性が活性化することは、神経細胞(ニューロン)の新たな繋がりが生まれやすくなり、新たなスキルを習得しやすくなります。

血流と酸素供給の向上で集中力をサポート

集中力や意思決定に大きな役割を持つ、前頭前皮質への血流が増加することで、仕事や創作活動において求められる集中力や発想力が強化されます。

どのように血流増加されるかというと、もちろん運動による心拍数の増加が関係しますが、それだけではなく恐らく、施術による脳内の神経伝達も脳の血流増加に関係していると予想します。

このためにも、首や背骨周り、さらには頭皮、頭蓋骨関節の状態を整える必要があると私は考えています。

BDNFの分泌による学習能力の強化

脳神経の成長や保護に重要な脳由来神経栄養因子(BDNF)というものがあります。
このBDNFが分泌されることで、脳は新しい情報を効率的に処理しやすくなり、学習能力が高まります。

運動を大きく分類すると、カーディオ系運動(ウォーキングやランニングなど)と筋力トレーニングに分けられます。これに加えて、脳の健康に良い栄養素をバランスよく摂取することで効果的にBDNFが分泌されることになります。

例えば、オメガ3系脂肪酸、これは青魚(イワシ、サバなど)に多く含まれる脂肪酸です。アマニオイルやエゴマオイルでも有名になりました。このオメガ3系脂肪酸は、セロトニンの生成を助け、そのセロトニンがBDNFの分泌にも深く関わっています。 このBDNFは記憶力にも影響を与えると考えられていて、まだ発見されていない驚くような効果も期待できるかもしれません。

更に詳しい情報はYouTubeチャンネルで

ストレスホルモンの減少でリラックスし、柔軟な発想を促進

体がストレスを感じると、そのストレスに対抗するために、副腎という臓器からコルチゾールというホルモンが分泌されます。

このホルモンが数週間以上にわたって分泌され続けると、体のストレス耐性は低下し、脳の機能も著しく低下することになります。脳の健康を保つためには、コルチゾールの分泌を適切にコントロールすることが非常に重要です。

例えば、コルチゾールが過剰に分泌され、副腎が疲労気味のときの食事法としては、糖分の摂取を控えることが推奨されます。

これは、糖分による血糖値の急上昇と関連しており、血糖値を安定させるためにコルチゾールの追加分泌を促す傾向があるためです。これにより、副腎にさらなる負担がかかることになります。そのため、ストレス時には糖分を抑えた食事、適度な運動、そして副交感神経を活性化する施術が、健康管理のポイントとなります。

BODY DIRECTORのアーティスト向けパーソナルトレーニングは、単なるフィジカルトレーニングに留まらず、運動、栄養、施術を通じて心と体の健康を包括的にサポートするものです。このアプローチにより、アーティストは自らの創造性とパフォーマンスをさらに引き出すことができ、持続的な活力を持って自己表現を楽しむことができます。

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