太っていると自己管理能力が問われ、会社での昇進は望めないといわれるニューヨーカーのダイエット事情とその背景
筋肉体操、筋トレ女子というワードが流行り、日本でも今トレーニングが注目されています。そのトレーニング先進国のアメリカニューヨークのトレーニング事情はどの様になっているのかを実際に足を運んで見てきました。
予防医療の意識が高い
ニューヨーク在住の知人によれば、アメリカでの治療費はとんでもなく高額なので、日本に一時帰国する際に歯医者などに行くようにしているとの事。
このように、健康保険制度が整っていないアメリカでは病気になって手術や入院となると、高額の医療費が請求される事から、トレーニングを普段から行う事で健康を保とうとする予防医療の意識が高いと言えます。
食に関しても、ビーガン、スローフード、コールドプレスジュース、サラダバー、のように健康志向の新しい店が点在しています。
よく言われる話では、ニューヨークのビジネスパーソンは体型管理ができていなければ、自己管理が出来ていないと考えられる傾向があるということ。
忙しい人も仕事の合間を縫ってジムに通い、パーソナルトレーニングを受けている事や、早朝にランニングマシンを行なってから出社するような習慣があります。
ニューヨークのスポーツ施設
日本のスポーツジムではフルタイム利用できるコースだと月会費に13,000円程かかりますが、ニューヨークだと30ドル(入会金は別途)程で利用できる所が多く、他にはホテル内にある高級クラブやアメリカンクラブなどの老舗のメンバーシップ制クラブがあります。
また、高級マンションにはジムが設置されている所が多いようです。
体のケアについては
厚生省のデータによると日本では、マッサージ、整体、鍼灸、接骨院などの数は13万箇所以上となっていて、コンビニの3倍近くの数があります。治療で通う方もいますが、リラクゼーション目的で通っている方が大半だと言われています。
一方でニューヨークには、ケアをしてもらえる場所を探す事が難しい程、マッサージ店などが少なく、そもそも日本人とは体の作りもケアの好みも違うという事がはっきりとわかります。
総じて私が感じた事は、ニューヨーカーはフィットネスとの距離が近く、普段からトレーニングをしている方が多いので、健康的な空気を町中で感じる事ができます。
この記事は表参道、銀座、平河町のパーソナルトレーニングジム、ボディディレクターの島脇が記述しました。