代表トレーナーブログ
良い「カラダ」道

2017/03/04
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歌手専門パーソナルトレーニング

ライブでアンコールまで歌い切る為に大切なこと

ライブでアンコールまで歌い切る為に大切なこと

歌手専門のパーソナルトレーナーの島脇です。

ライブパフォーマンスを上げるために体作りを行うことは、ボーカリストにとって今や当然になってきました。ただ、体を鍛えることだけでライブ終盤まで良い状態を保てるかというと、答えはNOです。

ライブの公演時間は長い

長いライブは3時間以上、20曲以上を照明を浴び、体を動かしながら歌います。これはもうライブをスポーツとしてとらえ、アスリートとしての体力とコンディション調整が必要です。

ライブ後半のパフォーマンスが下がる

ランニングやウェイトトレーニングで普段から鍛えていても、これだけ長時間筋肉を使い続けるとなると後半に疲れを感じることがあるでしょうし、フラフラと力が抜けるように感じても不思議ではありません。「まだまだトレーニングが足りないのだろう」「年のせいだろう」「貧血?」と思いがちですが、それよりも関連が大きいことがあります。

エネルギー不足による低血糖症状

人は食べたものをエネルギーに変換し、それで筋肉を動かします。エネルギーが切れると筋肉は動かなくなります。通常は食べ物のエネルギーが切れても、予備エネルギーとして体の筋肉や脂肪をエネルギーに変換して使用することができるようにできています。ただ、体内の筋肉や脂肪は生命維持のため必要なものですので、急激になくならないようそーっとそーっとそれら組織を分解して使います。どういうことかと言いますと、体の代謝が上がりにくくなるよう、運動パフォーマンスが低下するようにできています。

生理学的には血糖値が低くなりすぎないように、筋肉や脂肪が分解されて低血糖の状態を回避しようとしている状態です。

ライブ中にエネルギー補給を

ライブの後半になるとパフォーマンスが落ちる、そして疲れるという場合は、上記理由より低血糖状態からの、筋肉、脂肪分解が進んだ状態の可能性が高くなります。このような状況を避けるにはライブ前とライブ中に糖質の補給を行います。しかし気をつけなければならないことは、おにぎりやバナナのように固形物で食べると胃が重くなることや筋肉にエネルギーが回りにくくなりますので、ゼリー状のもので補給します。ゼリー状のものの方が固形物よりもエネルギーに変換される時間も短いので運動中には便利で、トライアスロンやマラソンなどの持久系スポーツでは当然のように使用されています。

実践される際はエネルギーゼリーでお腹を壊さないかなど、体質に合うかどうか何度か試食してから行うようにしてみてください。

※上記例外もあります。普段から低炭水化物食、中鎖脂肪酸摂取を日常的に行うことでケトン体体質になっている場合は糖質が少ない場合もパフォーマンスが下がらないという研究も出てきています。

 

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パーソナルトレーナー島脇伴行

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